野球の打順において、’’2番打者にこそ最強の打者を置くべきである。’’
野球が好きな人なら、1度は耳にされた方も多いと思います。
’’最強の打者は4番打者’’これが今までの主流であり、今現在も’’4番打者が最強だ’’という認識は根強く野球界に残っているかもしれません。
しかし、野球の最高峰であるメジャーリーグが発端となり、
’’2番打者に最強の打者を置くべきである’’という考え方が認識され、その新しい時代の流れが日本プロ野球にも浸透しつつあると思います。
どのような考えで変わりつつあるのか、また最強打者を2番に据えるメリットなど解説していきます。
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2番打者最強説
現役2番打者と4番打者を比較
にしブログ | 2番打者 | 打率 | 本塁打 | 4番打者 | 打率 | 本塁打 |
---|---|---|---|---|---|---|
ソフトバンク | 今宮健太 | .271 | 9 | デスパイネ | .274 | 17 |
日本ハム | 大田泰示 | .285 | 13 | 中田翔 | .253 | 16 |
千葉ロッテ | 鈴木大地 | .310 | 12 | 井上晴哉 | .249 | 12 |
オリックス | 佐野皓大 | .218 | 0 | 吉田正尚 | .278 | 12 |
西武 | 源田壮亮 | .270 | 0 | 山川穂高 | .278 | 27 |
楽天 | 島内宏明 | .256 | 5 | ウィーラー | .258 | 13 |
巨人 | 坂本勇人 | .300 | 21 | 岡本和真 | .255 | 15 |
ヤクルト | 青木宣親 | .304 | 10 | バレンティン | .281 | 15 |
広島 | 菊池涼介 | .279 | 4 | 鈴木誠也 | .319 | 18 |
阪神 | 糸原健斗 | .258 | 0 | 大山悠輔 | .263 | 10 |
中日 | 京田陽太 | .263 | 2 | ビシエド | .304 | 10 |
DeNA | ソト | .243 | 22 | 筒香嘉智 | .286 | 14 |
(2019.5時点)
※打順は完全固定ではありませんので、2番打者4番打者をメインとして活躍している選手をあげました。
個人的な見方としては、日本ハム・巨人・ヤクルトあたりは’’2番打者最強’’を証明しつつあるかなと思いました。
もちろんチームによって事情が違いますので一概に、2番だの4番だの言えない部分はあります。
2番に最強打者は実際どうなの?
メリット
- 好打者をなるべく早いうちに打席に立たせ、打線を活性化させるため
- 2番に強打者を置くことで「打っていくぞ」という強いインパクトを与える
- 先制点を取り、勝率をアップさせる(様々なデータがありますが先制点の取ったチームの勝率は約60%)
- 最強打者を2アウトで打席に立たせる確率を減らす為
様々な理由が考えられますが
私は2番打者に最強のバッターを置くことに賛成です!!
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2番打者の役割
かつての2番打者の役割を簡単に言えば、’’つなぐ’’ではないでしょうか。
最初に書いたように、’’つなぐ’’から’’打てる’’2番打者に意識が変わりつつある今のプロ野球。
それが顕著に表れたチーム・選手がありました。

ソフトバンクホークスの今宮健太選手です。
今宮選手といえば、守備職人とともに’’バント職人’’というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
それは数字にも表れており、まだ27歳という若さでプロ野球の通算犠打ランキング8位と、犠打を量産してきました。
1位もこれから狙える位置に付けていますが、なんと2019年シーズンは未だに犠打は0。
これは2番打者の役割・意識が明確に変わってきていると言えます。
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あとがき
4番打者への美徳が根付いている一方で、2番打者最強への関心も高まりつつあると思います。
これからのプロ野球2番打者にご注目ください!!
ご購読ありがとうございました。